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アプリ内決済について①【クレジットカード編】

今回は、クレジットカードでの決済をユーザーにアプリ内でさせるために必要な知識などを簡単に整理します。なぜ、クレジットカードの焦点をあてたかというと、クレジットカードでの決済は国内のインターネット決済の約57.7%で利用されており、決済手段として今やとてもポピュラーなものとなっているからです。
また何よりもこうして記事に残そうと思ったのは現在開発中のアプリにもクレジットカード決済を導入する予定のため、自分の勉強にもなるからです。

| 決済手段に関して

・クレジットカード
・携帯電話でのキャリア決済(キャリア認証をし、後日携帯の利用料金と一緒に支払う)
プリペイド(iTunes Cardとか)
・コンビニ決済
・代金引換
・銀行振込、電子収納、現金書留

このように決済には多くの決済手段があって、どれをアプリに導入するかはアプリの性質とか、ユーザー層などを考えて決めるのが良さそうです。
ex).ユーザー層→例えばBetweenなどの恋愛系のアプリなどでは高校生や大学生など学生がユーザーに多くて、クレジットカードを所持していない可能性が高いから、携帯電話でのキャリア決済に決めたり・・・など。キャリア決済だと、携帯の請求金額が高くなり両親などから突っ込まれるおそれもあるとか、ユーザー目線に立ったりすれば、プリペイドが一般的に良いかもしれないと考えることもできますねー。

ですが・・・

iOSのアプリではクレジットカード、iTunes Card、Android向けアプリだとクレジットカードと携帯電話キャリア決済しか利用できない。

そこで・・・

決済代行サービスの出番になります。

決済代行サービスとは、クレジットカード決済、コンビニ決済、携帯キャリア決済といった多種の決済を一括の契約とシステムで導入できるサービスです。「収納代行」、「集金代行」ともいいます。カード会社の各ブランド、コンビニ各社など個別に決済を導入すると、それぞれ締日が異なり入金タイミングが複数できてしまうなど、事務処理が非常に煩雑になります。一方で購入者の利便性のためにはなるべく多様な決済手段を用意することが望ましいため、こうしたニーズにこたえるために決済代行サービスの利用が一般的です。

 つまりiOSAndroidなど各プラットフォームには制限が設けられていますが、決済代行サービスでは簡単にできない世界中の通貨への対応などが可能になります。

・ 詳しく知りたい場合はこちらを↓
決済代行サービスとは - 決済代行の株式会社ペイジェント

|決済代行サービスPayPalに関して

PayPal(日本語) - ペイパル|海外での販売や個人の方にも!だれでもかんたんにクレジットカード決済

PayPalの特徴と長所

・米国に本社を置く企業。親会社は世界最大規模のオークションサイトeBay

・アカウントを持っている人同士でお金のやりとりを行う

・世界中で利用されていおり世界で1億3000万円以上のアクティブユーザーがいる

・アカウントを持っていればWebサービスの運営者にクレジットカード情報を教える必要がない

Webサービス内で毎回クレジットカードの情報入力などをしなくても良い

こんなところでしょうか。では実際にどのようにしてアプリにPayPalの決済システムを導入するのかを次に見ていくことにします。